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潮音寺(ナモの寺)

法爾自然

 ある人が法然上人に、
 「念仏のとき、眠くなってお勤めを怠ってしまうことがあるが、どうすればよいでしょう」と申したところ、「目が覚めたときに念仏なさい」とお答えになったという。たいそう尊い。
 また、「疑いながらも念仏すれば、往生する」ともおっしゃったという。これもまた尊い。
 これは『徒然草』三十九段において兼好法師が、法然上人のことを語っておられるくだりであります。
 法然上人のお念仏は、むずかしい教えではありません。今の自分のあるがまま、悲しいときも、怒りがこみ上げてくるときも、もちろん嬉しいときも、素直な気持ちで、
「南無阿弥陀仏」と唱えればよいのです。

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お知らせ解説

法爾爾然


【語義】「法爾自然」
 法そのままであること。自然とそうなること。

新着情報news

2024年3月18日  下の画像の部分をクリックして下さい。
『潮音寺だより』令和6年4月号発刊しました。
絵本出版!!
絵本を2冊出版いたしました。
『ぼしゅうキツネ一ぴき』と『たらの首輪』です。
購読ご希望の方は「お問合せ」よりご注文を承ります。
1冊1540円(送料込み)です。

潮音寺(ナモの寺)

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