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弁護士報酬の敗訴者負担制度の一般的導入は、裁判を利用しやすくするという司法改革の理念に反する」
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関連
敗訴者負担法案が廃案へ 内閣提出法案では異例
民事訴訟で負けた側が相手側の弁護士報酬の一部を支払う敗訴者負担制度の導入を盛り込んだ「民事訴訟費用法改正案」を廃案にする方針を固めた。「弁護士費用を心配して提訴できなくなるマイナス効果がある」同法案は、提訴後に原告被告双方が敗訴者側に弁護士報酬の一部を負担させることに合意し、共同で裁判所に申し立てた場合に限り認めるもので、司法制度改革の一環として、今年の通常国会に提出(共同通信)
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獣医療関連特集

ペットの現代病
(四国新聞社)

県内ペット事情は今
症例も人並み
ペットにも肥満や痴ほうなどの“現代病”増加

NEW ■北海道新聞ホームページ
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>サイトマップ 獣医さんのこぼれ話
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■犬猫の痛み
■実験用の犬猫
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■地域ネコ制度

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■日本小動物臨床栄養学フォーラム

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日本の獣医師が重要と考える医薬品

病院でもらう医療用医薬品を調べる

■ 医者からもらった薬がわかる

ペット法律関連

■猫の何でも相談室

(回答:ペット学者・元同志社大学教授 吉田眞澄先生)

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■犬の何でも相談

(回答:ペット法学者・元同志社大学教授 吉田眞澄先生)

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のかみつき事故

■糞害への対応

消費者契約法

消費者契約法とはどんな法律か
消費者契約法は医師の診察(診療契約)にも適用され獣医師と飼い主間の診療契約も同様です。(準委任契約)

獣医師の債務不履行責任
消費者契約法における獣医師との診療契約/承諾同意書/医療ミス

医療と消費契約法の同様の効用が獣医療においても適用範囲となります。

消費生活情報 知っておきたい豆知識-消費者契約法とは

消費者契約法と企業の対応 法、納得!どっとこむ

医療情報室レポート27(医療と消費者契約法) 消費者契約法の違反となる医療における行為例

医療における契約 ■消費者に不当に不利な契約内容

ペットショップで買ったペットが死んだ場合について
■クーリングオフ無料判定
クーリングオフ無料判定 ただしクーリングオフ制度はペット・動物には適用されません。 ペット・動物の購入に関するトラブルは、[売主の瑕疵担保責任][消費者契約法]の民法570条の適用範囲です

NEW 獣医療と消費契約法/ペットショップと瑕疵担保責任
実際の適用例

医療事故法律関連 他−

<法律コラム>

人の医療事故医療過誤の場合を想定してのコラムですが、動物病院獣医の医療ミスに遭った際にも充分参考になります。

医療事故にあったときの4か条

医療事故を避けるために7か条(1)

医療事故を避けるために7か条(2)

ペットを放さないで

■どうなる弁護士費用<1>

■どうなる弁護士費用<2>

■どうなる弁護士費用<3>

弁護士報酬は誰が負担するの?

弁護士の役割

法律関連コンテンツ  e法規

<カルテ改ざん>

カルテ改ざんには現法では罰則もなく構造的にミス隠しが助長。 虚偽の診断書・カルテ改ざん・資料破棄−葬り去られる医療事故。 人の医療事故は年間推定2万から4万8千人が死亡。 しかし医療団体も国も警察もその概数すら把握していない現実。 起きているのに無いことにされ葬られる医療事故。

ペットの医療事故はこれ以上の件数が推測出来るのです。 ペット医療の現場では、医療施設、動物病院の規模が人の医療現場とは全く異なり、 獣医師が一人で獣医療処置に当たる動物病院が多く、人の医療現場以上に煩雑です。 カルテすらきちんと書かれていないケースもあり、カルテを後から見てもその真実は曖昧にならざるを得ないケースも少なくありません。

■「医」を信じて

獣医療相談
その他トラブル相談

日本獣医師会
獣医療問題相談窓口
TEL:03-3475-1601
獣医師会に所属している動物病院獣医師のみ対象

■社団法人
日本動物福祉協会

TEL:03-3405-5681
ペット動物の購入トラブル110番
ペット動物の購入問題に関する協議会」事務局
相談受付:祝祭日を除く月曜〜金曜
午前9時〜午後5時

LINK

■良子修行政法務事務所

ペット動物に関する的な問題解決のお手伝い
ペット訴訟ペット裁判調停損害賠償獣医療過誤等のペットトラブル
ペットトラブルは、発生後の当事者の対応の仕方により解決が大きく左右される事があります。
法律的な悩み事は迷わずに早めのご相談をお薦めします。

■とうきょう法政研究所(行政書士 植松和宏事務所)

動物法務研究室
動物法務とは、その名が示すとおり、動物ペット)が原因となって発生する法律問題です。 これらの動物ペット)にはさまざまな問題があります。 こうした問題が起きたら早期対応が不可欠です。
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ペット法律知恵袋>

動物と人との生活距離が近づくにつれて、ペットに関するトラブルも多くなっており、 ほんの些細なことで訴訟事件まで発展することもあります。
ペット医療過誤トラブルも増えています。
では、人とペットが共存しやすい社会を作るためにはどうすればいいでしょう?
それは、自由と同時に責任を持つことです。
ペットと社会の関係において、 想定されるトラブルの対処法を、 法律の根拠に基づいて独断と偏見をもって思いつくままに書き連ねていきます。
興味を持たれた方は、ぜひ登録してみて下さい。

            ペット医療ミス被害者を支援
       獣医療向上を願う獣医師獣医療関係者が対応

司法関係者・弁護士さんのご支援によりペット法律相談獣医医療ミスによるペット医療過誤訴訟代理人を受け付けて下さる弁護士さんのご紹介が可能となりました。
獣医師が対応する医療ミス相談医療過誤相談室」への申し込みがペット法律相談の受付窓口となります。

現在、獣医療過誤相談室のアドバイザーには現職の開業獣医師が3名、 獣医療関係者1名、総勢4名のご支援を頂いています。
それぞれ複数の獣医師の経験、多角的な視点を生かし獣医療からの観点のアドバイスでさらに対応を充実。
また、獣医療過誤相談室のアドバイザー獣医師、及び協力動物病院の援助で、 各地域の優良動物病院のご紹介や各診療の受付、地域により獣医科大学病院へのご紹介も受けています。

獣医師の医療ミス相談・ペット法律相談、弁護士紹介

動物病院で獣医師のペット診療に疑問 動物病院獣医師ペット診療に疑問

医療ミス医療過誤医療過失医療事故

何が起きたの?納得が行かない

飼い主の立場も考慮してくれる相談窓口が無い

獣医療の専門知識が無い飼い主になす術はありません

ペットを飼うことは、今の世間では決して珍しいことではありません。

動物は命ある生き物です。
病気にもなるし怪我もします。

動物病院と無縁ではいられません。

獣医師とは高度な専門知識を要求される職業で、私たち飼い主はその専門性と知識と医療技術を信頼して 家族であるペットを託します。

その信頼して預けた動物病院で、もしも納得が行かない事態が起きたら、どうしますか?

動物病院での獣医療トラブル、獣医の医療ミス、医療過誤、医療過失、医療事故、怠慢医療。

ペットの医療ミスでの訴訟は年々増えています。

ペットを家族とする考え方は、今では飼い主の中で着実に根付いています。

しかし、現状の日本では、未だ獣医療、獣医師に対する法的規制は時代に置き忘れられたように、 未整備のまま放置されています。

もし、あなたが動物病院での獣医師の診療に疑問を持ったとしても、専門知識を持たない一般の飼い主にとって、それが医療ミスであるのか、医療過誤であるのか、獣医師の医療過失、あるいは怠慢であったのか、 防ぎようの無い医療事故であったのか、答えを出すことは困難でしょう。

医療ミスとは、現状の獣医療の水準に照らし合わせ、それが今の基準に到達しているものであるか、そうで無いかが判定の基準となります。

しかし「現状の獣医療の水準」・・・
それを一般の飼い主が知りえることも簡単では無いのでは無いでしょうか?

獣医療界は狭く、古い体制、体質が依然存在している世界です。
獣医師会は獣医師の利益、自分達の保身のために存在し、獣医師のみならず、医療の世界は互いに庇い合う風潮があり、医療ミスはなかなか表沙汰にはなりません。

インターネット上で、セカンド・オピニオン的なネット上の獣医療相談に応じてくれる獣医師は増えていますが、それでも、事が医療ミス、医療過誤の相談となると応じてくれる獣医師はなかなか見つからないのでは無いでしょうか?

獣医師からペットの医療相談や健康相談に応じるメールの返信はあっても、医療ミスの疑問の質問のメールに、返信が返ってくることは無いのではありませんか?

動物病院で獣医の医療ミスに疑問を持った飼い主たちは、疑問に答えてくれる相手は見つからず、 出口の無い闇の中を、辛い思い、晴れない気持ちを抱えていつまでもさまよってしまいます。
真実が分からないまま鬱々と悩み、疑い、悔やみ続けることほど辛いことはありません。

診察していたペットが死んでしまったら、獣医師の責任は終わりですか?
信頼し家族を託してくれた飼い主と向き合う必要は無いのですか?

当サイトは現役獣医師が、相談に応じることで少しでもそんな飼い主さんたちの力になれれば、獣医師と飼い主の間の溝を埋めるお手伝いが出来たら、という思いからボランティア協力を申し出て下さったことをキッカケに開設されました。

日本の獣医療の向上と共に、少しでも飼い主方のお力になれれば幸いです。
ペット、飼い主、獣医師の三者の関係が良い方向へ向かってくれることを願っています。

獣医療の向上とは、一方的に飼い主が獣医師に求めれば叶うものでは無く、個々の獣医師の意思だけで成し得るものでもありません。

問題のある獣医師が存在している現実ばかりでなく、問題のある飼い主も間違いなく存在しているからです。

獣医師には獣医師の責任が、そして飼い主には飼い主の責任があります。

獣医師も飼い主の啓蒙に努め、飼い主もまた積極的に獣医師と向き合い、家族の命を守ることが出来るのは飼い主であることを自覚する必要があると思います。

また、現状の日本では動物は「物」、民法上は生命のある動産、動物の愛護及び管理に関する法律では、その第2条に、動物は生命体と定義されましたが、その命の重みが認識されているとは言い難い現実があります。

動物医療者と飼い主の認識のひずみは存在し、いざ事が起こるまで、そのこと自体に気が付かない状態であることが多いと思います。
命を扱う職務に対して自覚の無い獣医師が、同じく命あるものと暮らすことに対して自覚の無い飼い主は確かに存在します。

法律は社会の中で人間が生きるにあたり遵守されるべきものですが、今の法律が正しく、裁判の判決は正義によってもたらされるとは言い切れません。
裁判の判決は一にも二にも「証拠」「物証」によって判断されるものだからです。
いかに物証を揃え、裁判官を納得させられる理論を展開出来るか否か、それだけです。
特に医療過誤訴訟においては、その過誤の立証責任は医療知識に素人の被害者である患者・飼い主側に課されています。
何故なのでしょうか?
何故、医療過誤は医療知識の無い患者側に立証責任があるのでしょうか?
どう考えても公平とは言い難い仕組みです。
そして、真実を問うためのカルテや資料は、医療側に保管され、被害者はそれを見る権利すら保障されていません。
医療現場でおきた事故であり、被害者はその医療事故が起きた現場で医療の専門家を相手に戦わなくてはならない。
そしてカルテは簡単に改ざんされ、破棄され、差し替えられ 現法ではそれに対しての罰則も無いのです。
書き間違えの訂正という医療者側の言い分が裁判では正当なものとしていとも容易く受理される。
「紛失しました」「何故なのか分かりません」「覚えていません」「見つかりません」
医療者のこんな言い訳にも裁判所はどうすることも出来無いのです。
「医療過誤立証の壁」 実に理不尽な構造です。

人の医療過誤訴訟ですが、2005年1月27日 埼玉医大抗がん剤過剰投与訴訟で東京高裁が新たに元研修医の責任を認め、増額支払いを命じました。
虚偽の死亡診断書作成し、医療過誤隠しを認める判決となりましたが、「死亡診断書偽造などに対しては何ら咎められることも処罰されることも無かった、裁判所はそういうことには踏み込みたがらない」と原告である亡くなった被害者の両親が訴えていました。

どんな分野でも事故はおき、医師も人間である以上ミスも過失もあります。
そんなことは分かっています。
しかし、医療過誤の悲しみは、被害者をより悲しませ傷つけるのは、医療過誤に遭ったこと以上にそれを誤魔化そうとする医療側の態度、そしてそれに対して踏み込もうとしない司法のあり方なのでは無いでしょうか。
法律はあくまで人間が考えたものであり、不完全なものです
社会は、人の認識は時代と共に変化し、法律はその時代時代のニーズによって柔軟に変えて行くべき必要があると思います。

法律とは、法の精神とは本来、人がその社会の中で「平等であるべき」という発想のもとに生まれたものだと思うからです。
そして人の幸せと生活のために存在し、それが時代の流れにそぐわなくなれば修整し、必要とされているものが存在しなければ制定する必要があると思います。

人の医療も時代の中で大きく流れが変貌して行きつつあります。
医療者と患者の関係に新しい考え方が生まれ、患者も自身の医療に対して認識と責任を持つべきという発想に向かっています。
とはいえ、高度な専門分野である医療における訴訟は困難を極め、まだまだ医療者側の厚い壁が立ちはだかっています。
医療過誤裁判における原告が医療の専門知識に乏しい素人だからこそ、平等な判決であるためには、社会のシステムのサポートが必要なのです。

獣医療に対しても近い将来、きっと同じ流れになって行くものと思い、また、そうあるべきだと思います。

人の医療において、医療は患者のために存在し、患者を守るものは患者自身です。
同様に、小さな家族の命を守ることが出来るのは、飼い主であるあなた自身なのです。

そして、未来を変えるのは、あなたの小さな勇気です。




文末になってしまいましたが、ペット問題の放置を見逃せないと活動されている行政書士さんからメッセージを頂きましたので紹介させて頂きます。
ありがとうございます。
社会の理不尽を変えて行くには、一人一人が諦めないことが何より肝心だと思います。


ペットの存在が根付き始めた現在の日本の社会ですが、同時にペットを始めとする動物問題は 社会の中で無視できない問題になりつつあります。
ペット問題全体として、医療過誤をはじめ、鳴き声による騒音トラブル、マンショントラブル、 傷害トラブル、血統書のトラブルなどさまざまな相談を受けてきました。
いずれの場合も、被害者が弱い立場に立たされてしまうことが多々あります。
悩んだら、困ったら、一人で対応せずに早めに相談することで、良い結果が求められることがあります。
特に医療過誤の場合は対応にスピードが大切です。
一人で悩む前に、諦める前に是非行動してほしいと思います。

とうきょう法政研究所(行政書士 植松和宏事務所)


獣医療過誤相談者の相談内容など掲載記事の転記はお断りします

 参考文献


ペット法律

ペットトラブル解決法
<法学書院>
弁護士 矢花公平・弁護士 浅野明子 著

ペット法律相談[改訂版]
<青林書院>
長尾美夏子・小林覚・小松初男・篠宮晃・岩知道真吾 著

ペット六法
<誠文堂新光社>
吉田眞澄・棚橋祐治・林良博 他

ペットと暮らす 共生のかたち
<人文書院>
吉田眞澄 著

獣医療トラブルQ&A Vol.1−Vol.2
<チクサン出版社>
池本卯典 著

獣医事法学
<チクサン出版社>
池本卯典 著

知っておきたい獣医診療室の法律
<インターズー>
池本卯典 著

ペット事故法律相談
<学陽書房>
深谷翼 著


医療ミス
医療過誤
医療問題
獣医療、獣医師の世界は人の医療の世界同様に閉鎖的な面があります。 人の医療過誤の問題、病院選び、医師選びに関する資料や対応方法は充分参考になります。 動物病院、ペット医療に対しては人の医療のように社会的なシステムも体制もフォローもありません。 ペットは口が利けず、動物病院を、獣医師を選ぶことは出来ません。 だからこそより一層、飼い主自身の責任の認識が必要です。

医療過誤
<五月書房>
中島英明 著

医療ミスから身を守る 行ってはいけない病院
<セルフケアニュース>
丹波幸一 著

医療事故が止まらない
<集英社>
毎日新聞社医療問題取材班 著

日経 病院ランキング
<日本経済新聞社>
日本経済新聞社 著

危ない"医者・病院"の見分け方
<小学館文庫> 北野國空 著

手術室の中へ
麻酔科医からのレポート
<集英社新書> 弓削孟文 著

心臓外科医
僕が医療現場をあえて世間にさらけ出す理由
<講談社>
南淵明宏 著

安心できるドクター・病院の選び方
<幻冬舎文庫> 森 功 著

大学病院ってなんだ
<新潮社文庫> 毎日新聞科学部 著

よくない治療、ダメな医者から逃れるヒント
<講談社文庫> 慶応義塾大学医学部講師
近藤誠 著

日本の医者は「がん」を治せない 私が患者だったらかかりたい医者6人
<講談社文庫> 平岩正樹 著

お薦め
「いい病院」「悪い病院」の見分け方
<PHP文庫>
武田哲男 著


医療裁判

お薦め
医療裁判10年の記録
ぼくの「星の王子さま」へ
9日間しか生きられなかった娘のために

<幻冬文庫>
勝村久司 著
「正義は裁判によってのみ判定される。だがこの仕組みは社会の多様化や紛争の専門化に対応できなくなってきている。その典型が医療訴訟だ。」医療、司法のあり方を問う。医療事故によって娘を失った著者による医療訴訟のドキュメンタリー。