ロレックスを代表するスポーツモデル、エクスプローラー。1953年に登場したこの探検家(エクスプローラー)モデルは抜群の耐久性と視認性の良いシンプルなデザインをベースにいくつかのデザイン変更を行いながらロレックスの代名詞となっています。とりわけ、このRef.1016は1963年~1988年まで製造されたロングセラーモデルでヴィンテージロレックスの代表格として近年価格が高騰しているモデルです。本品は1972年製造のRef.1016。ケースバックにヒストリックマークが入った最終モデルでCal.1570にハック機能を搭載した後期モデルにあたります。昨今アンティークロレックスのスポーツモデルは大変希少価値が高く、入手困難となっている人気モデルの一つです。ダイヤルはマーク1。1967~74年頃にかけて採用されていたマットダイヤルの初期バージョンです。ダイヤルトップのクラウンロゴは職人の手のひらをモチーフにしていますが、年代によってもバリエーションがあり、こちらはカエルの手のようなフロッグフットと呼ばれる仕様となっています。搭載ムーブメントは自動巻きCal.1570。精度と耐久性のバランスがとれたパーペチュアルの最高傑作と名高いムーブメントです。赤色のギアは1500番台のムーブメントではじめて搭載されたリバージングギアで、それまでの精度の不安定さを解消した当時の傑作技術。パーペチュアルを完成させたこのギアは敬意をこめて真紅に染められたとされています。エクスプローラー以外にも多くのスポーツモデルに搭載された現在へと続く最高傑作のムーブメントです。ブレスレットは3連ハードブレス。抜群の強度を誇る人気のブレスレットです。シンプルで精悍なエクスプローラーはプライベートはもちろん、商談などのビジネスシーンでも嫌味なくお使いいただける時計です。お探しの方も多いかと思いますのでこの機会にお求めください。