第29回基金賞大賞に沖縄の佐喜眞美術館とルミエール・プラス
平和・協同ジャーナリスト基金運営委員会は2023年12月5日、2023年度第29回平和・協同ジャーナリスト基金賞の受賞者・作品を発表しました。候補作品は推薦・応募合わせて76点(内訳は活字部門31点、映像部門45点)でしたが、その中から次のように基金賞=大賞1点、奨励賞7点を選びました。
基金賞(大賞)=1点
- 佐喜眞美術館(沖縄県宜野湾市)、ルミエール・プラス制作の「丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図全14部」<製作:佐喜眞道夫氏、監督:河邑厚徳氏>
奨励賞=7点
- 天野弘幹・高知新聞学芸部長のシリーズ企画「美しき座標―平民社を巡る人々」
- 株式会社ストームピクチャーズ(さいたま市)制作の「時代遅れの最先端 風の谷幼稚園の子どもたち」<五十嵐匠監督作品>
- 高橋淳・朝日新聞宇都宮総局員の「ブラック支援 狙われるひきこもり」<角川新書>
- 写真家・高橋美香さんの「パレスチナに生きるふたり ママとマハ」<かもがわ出版>
- 林啓太・中日新聞記者の・「ウクライナ、パレスチナ非戦の俳句」
- 豊秀一・朝日新聞編集委員の「長年にわたる憲法に関する一連の報道」
- 渡辺秀樹・信濃毎日新聞編集委員の「連載・憲法事件を歩く」
今年度の基金賞贈呈式は12月16日 日本記者クラブで行いました
第29回平和・協同ジャーナリスト基金賞贈呈式は2023年12月16日(土)午後1時から日本記者クラブ大会議室(日本プレスセンタービル9階)で行いました。第1部贈呈式、第2部祝賀パーティーというスケジュールでしたが、受賞者、その関係者、基金役員、報道関係者ら約40人が参加しました。
コロナ禍がまた完全に収束していないところから、贈呈式は対面式とライブ配信の両面で行いましたが、受賞された方々のスピーチはまことに素晴らしく、視聴者を感動させました。
Facebookのページ からライブ配信をご覧いただけます。
https://www.facebook.com/PCJFstc/videos/1129292975101408/