MTシステム
(マハラノビス・タグチ システム)

MTシステムはホワイトボックス型AIと呼ばれ、
判断のプロセス解明や異常時の原因診断が可能です
ものづくり分野における検査・監視等の課題に適します

アングルトライはMTシステムソフトウェア
導入までのコンサルティングをご提供します

MTシステムの特徴

解釈可能性(透明性)に優れる

MTシステムは解釈可能性(透明性)に優れています。これは統計数理に基づくことに由来し、ブラックボックス型AIである深層学習と大きく異なる点です。異常時にどの項目が関与するかを瞬時に分析し可視化されるため、次の対処が容易になります。

学習データが最小で済む

MTシステムは、学習(教師)データが少ない場合でも有効な判定を実行します。ものづくりの立ち上がりや開発段階では大量のデータが取得できるとは限りません。MTシステムでは数セットの正常データを学習し、有効な判定や予測を実行することも可能です。

ノイズにロバストで異常検出感度が高い

MTシステムは、データのばらつきやノイズに対してロバストです。この性質は、S/N比の適用やマハラノビス距離の使用などに起因します。ノイズへの耐性がありながら、異常検出感度は高いという性質を持ちます。

機械学習における深層学習とMT法の違い
両者は同じ目的を持ち、それぞれ得意とする分野があります。それぞれの共通点と相違点についてご説明します。

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機械学習における深層学習とMT法の違い


アングルトライのソフトウェアとコンサルティング

アングルトライは導入用から現場用までの豊富なソフトウェアラインナップ、および専門性の高いコンサルティングをご提供しております。
入門ソフトMTRT-AddInsはExcel上で動作します。さらに、ATMTSなどの超高速計算ソフトで効率的な検証をすることもできます。
ソフトウェアライブラリ(MT-SDK)は、100以上の関数群で、MTシステムや特徴抽出をお客様の任意のシステムに組み込むことができます。

MTシステムソフトウェア
Excel版の入門用から即現場導入用までをラインナップしております。いずれも超高速、高精度です。

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ソフトウェア

特徴抽出

MTシステムには、画像や波形からのユニークな特徴抽出手段があります。微分特性(変化量)、積分特性(存在量)という特徴量の抽出です。汎用性が高く、異音検査から画像検査まで広く利用されています。
特徴化は、WaveToolおよびATSpectrumで実行することができます。

Taguchi Patent in USA

<特徴抽出に関する田口博士の特許>
米国で権利化されている特許があります(US Patent 5,684,892)。
これは、田口玄一博士が米国の特許審査期間を計測したいとのいたずら心から申請されました。文字パターンから微積分特性を取り出す方法に関する内容で、例とした文字「沪」は「上海(シャンハイ)」を意味します。

MTシステムと品質工学
「幸福な家庭は一様に幸福だが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である」がMTシステム考案に繋がった経緯についてご説明しています。

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