不思議なできごと

不思議なできごと

できるだけオリジナルな、或いはそれに近い怪異譚を公開してゆきたいです。

自分自身が出逢った怪異や身近な友人知人から聞いた体験をもとにここで公開しております。
ネットやマスメディアで流布されているお話ではない、新鮮な怪異譚をお楽しみください。
コメント歓迎です。必ずお返事させて頂いています。不思議な情報なんかもお知らせいただけると嬉しいですね。
皆さんのところに時々お邪魔し、ペタする場合もありますが、ペタ返しはお気遣いなく。
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 北國にもやっと春が訪れ、自転車で走り回れる気候となりました。冬の間に雪と共に積もった気になる場所がいくつかありました。そしてそのひとつは自宅からさほど遠くない場所にあるのです。さすがに自分としては興味のアンテナがむくむくと起きてしまっていました。それは、事故物件の総合サイト「O」に掲載されたある記事がきっかけでした。そこに、こんな異常な書き込みがあったのです。

『2005
廃墟となり存在する一軒家
70代男性が一人暮らし、孤独死
身寄りが居らず、近所付き合いもないため、現在も手付かずで白骨化したままかもしれない。
平成27年3月8日(記載日時)』
 
2005とは事件が発生した年のことでしょう。11年前です。異常なのは現在進行形で今もなお遺体がそこにあるかのような書き方です。すかさず賢明な読者たちからツッコミが入って居ます。
「……え、その文言だと孤独死した男性は物件内で放置されたままってことになりませんか……(゜д゜)」
「孤独死したのを知ってるなら通報したれよ……ってツッコミたくなるんですが解釈間違ってますか?」
「孤独死と書いているので事件や事故として発覚しているのですよね?もしもそうでないのであれば、ここは心霊スポットを紹介するサイトではないので、憶測部分は不要かと。」
「現在も手付かずで白骨化したままかもしれないって言葉づかいが変なんですけど。」
「孤独死発覚してるなら行政がちゃんと遺体処理するでしょ
書き込んだ奴バカなのかな?」

 どれもこれもごもっともなツッコミです。自分も「なんだこの書き込みは・・・」と一人笑ってしまったものです。


 しかし、現場に到着して奇妙な物を発見してしまいました。入り口を封鎖しているいわゆる“トラロープ”です。警察が現場保全のために使う“立ち入り禁止テープ”ともいわれる黄色と黒のテープ。これが貼られているのです。

「事件があってその後誰も住んで居なければ、テープが残っていることもあるのでは?」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。しかし私はグーグルのストリートビューで確認して来たのですが、2014年8月に撮影された筈のストリートビューに“トラロープ”は貼られていません。ストリートビューの写真(2014年)
 [←左がストリートビューの写真。]
 そこで考えられることは2つ。11年前に事件が起きた家でこの1年半の間にもう一度事件が起こった。
或は単なる記載ミス。『2005』は『2015(年)』の間違い。
 文面の軽率さから推察するに、自分は記載ミスが有力と思います。
 ただし、怪異を集めている人間として面白いのは更にもうひとつの見方です。それは、この記事を書いた人が、11年前に死者が出たにも関わらずそのまま放置し続け、事件が発覚したのちにこの記事を書き込んだというものです。もしこの説が真実だとしたら、これはもう現代の都市伝説になりえるのですけどね。現代の怪談と言って差し支えないと思います。
桜の季節となりました。
とはいっても、北國ではまだ先の話ではありますが。
ニュース映像で見てはいつもうらやましく思って居ます。
さて、
今回も25~30年前に起こった怪異譚です。
これは新聞でも小さく扱われただけの小さな事件でしたが、自分にとっては記憶に植え付けられたお話です。
 「数年前に移転したS・Y病院跡地に出来たコンビニの駐車場が気持ち悪い。」
久しぶりにお会いした霊感のあるUさんが切り出した。彼女はこの近くに住んでいるのだ。交通機関と幹線道路に近い好立地の場所。S・Y病院は数十年そこにあった。自分もその病院は知っていた。そう、その「噂」も。
「あそこは老人をきれいに死なせてくれる病院として近所では有名だったのよね。」
Uさんは言う。

 自分は学生時代からの友人Oからこう聞いていた。
「老人にとってはゴキブリホイホイみたいな存在の病院だ。」と。
そのココロは?との問いに
「入り口あって出口なし。」と応えた。
 Oの祖母もS・Y病院に入院していたのだと語った。
 手厚い看護で有名な病院だったが、それが却って老人の機能を奪い・体力を奪い・死地へと追いやる。元気に歩いていたおじいさんは入院で歩けなくなって寝たきりになる。ぼけてはいるものの元気におしゃべりしていたおばあさんが程無く何もしゃべらなくなり、いつの間にか消え入るように亡くなった。
 そんな話は枚挙に暇(いとま)がない。
 しかし、Oの家族はそういう病院であるということを薄々知って居ながら、入院させたのだ。
 Oはその時まだ子供だったが、”雰囲気”を察知していて、暫く暗い気持ちになったと語った。


 Uさんは続けた。
「そんな場所だったから、仕方ないのかもしれないけれど、なんとなくこの場所が嫌でなるべく近寄らないようにしていたんだけど、ある時無性におでんが食べたくなってコンビニに寄ったんだけど、駐車場に足を踏み入れたらもうダメで、いきなり鳥肌が立ったのね。
 それで隅の方見ると、何かあるの。車が止まって居ないアスファルトの空間なんだけど、その上に何か見えるのね。
 白い柱みたいものが無数にあるの。細い墓石みたいに最初は見えたのね。で、少し近づいたらね、それらがゆらゆら動いているのに気付いたの。あ、生きている。じゃないか、生きていたモノだったんだろうな。と思ってね。そしたらそれらがだ~んだん白い服着た老人たちに見えて来た。みんな板みたいに薄~くなっちゃった老人たちだったのね。老人たちが少しゆらゆらしながらそこに立っているの。私気持ち悪くっておでん買わないで帰った。そして妹に話したのね。そしたら、「お姉ちゃん、あそこは近づかない方がいいよって。」
 妹も感じていたのね、お互い何も話したことなかったのにね。

 実は私、昨日直接そこの写真を撮りに行こうと思って居たら、この季節外れの大雪で、断念。仕方なくグーグルの写真でお茶を濁します。でもまあ、この方がよかったのかも知れない。あんまり分かりすぎちゃうと不味いもんね。病院もコンビニも。病院は移転して別の場所で再開しているそうだし。
S・Y病院跡


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 In Rock Cafeのマスターから「犬の墓かと思しき不思議な石がある」と聞いた。すわ、妖犬の墳墓かはたまた怪異を呼んで飼主を困らせた幽霊犬の鎮魂の墓碑か。とにわかに色めき立つ自分であった。で、早速茶りん子を飛ばして向かった。
 今日は最高気温が18.0℃。おそらく今年最後の良い日和であろうと踏んでの自転車での探索である。頭上の青空を飛行機雲が伸び、ヘリコプターが無数に飛び交う好天の一日であった。
 場所は南円山と呼ばれる地域の変電所の敷地内。ぐるっと回って北西の角にあった。ただ雰囲気を感ずるに、非常に日当たりがよさそうで健全そうな場所にあり、怨霊とか妖怪といったことにはおそらく無縁であろうと察した。ポチ(おそらくオス犬の名前)のお墓は札幌軟石使用の立派なもので、基壇部には『ポチノ墓  大正九(末)年 月 日 温井氏』
とあり、上の墓石にはおそらく薬師如来像が彫られている。
 それにしてもこのお墓は撮影するには微妙な位置にあり、金網越しでは撮影がすごく困難。塀を乗り越えようかとも思ったが、おそらく監視カメラが見て居るだろうし、人の往来も比較的多い場所なので、乳母車を押す主婦が2~3組私を訝しそうに睨みながら通り過ぎ、内一人は信号待ちをしているふりをしながらそっとこちらを観察している様子。う~ん、さては北電の回し者だな。或は旦那が北電社員かも。このままここに居続けては通報されるに違いない。最近は鉄道電線への放火事件もあったことだし、警戒は厳重なのだ。と思い諦めた。 
 しかし、せめて実地調査をと思い、「温井」さんが近所に住んでいらっしゃらないかわかる範囲で探してみたが、無理。というか、マンションにはほとんど名前は掲げておらず、一軒家も表札を出しているのは半分程度。仕方なく帰路に付き、家でネット検索してみたが、個人情報が固く守られるこのご時世。もしいらしたとしても大正9年は1920年だから95年前のこと。今は孫かひ孫の世代であり、おわかりにならない場合も大いに考えられる。
 といふことで、ポチノ墓事件は謎のまま終幕となったのであります。

 しかし、一部の方々には密かに話題に上っていたらしく、ブログで2つほど記事を発見した。しかも私よりきっちりと良い写真と記事が紹介されている。グーグルで「ポチノ墓 札幌」と入れて検索したら出て来るので、ぜひそちらもご覧めされい。


 塀のない神社の鳥居をくぐると参道が階段となっていて、下に降りてゆく。両手には灯篭があり行く手を照らしてくれている。しかし、下に降りても本殿の入り口はなく、困惑しながらうろうろしていると、上に数人の男たちが私を見下ろして居て、早く上がれと急き立てる。急いで階段を上がると、鉢巻をした何百人という大勢の人足達が大八車に乗せた樽を下ろし、そこに入れてあった満杯の土を次々と境内に投げ入れ始め、どんどん土が積もって、みるみる境内は平らになって行く。そして土が境内中山盛りになったところでどこからか御囃子が近づいてくる。8人の褌だけの裸の男達の担ぐ神輿が四基、山盛りの土の中に入り込んで練り歩き、土を踏み付けては固めてゆく。神輿の上には赤土を丸い山状に盛ったものが載せられていて、隣に居た男が言うには、あの赤土の中にご神体がそれぞれ納められているのだという。神輿を担ぐ男たちは、狂ったように土でどろどろになった身体を大きく動かしながら、土を踏みしめ踏み慣らしてゆく。ある程度土が踏みならされてきたら、周囲で眺めていた人足たちが四方から「おお~っ」と大声を張り上げながら入り込んで、土を踏み締めてゆく。狭い境内に数百人が入り乱れ、中には足を踏んだ踏まないで喧嘩を始める者達もおり、境内は大混乱。そんな状態が数十分続いたところで、どお~ん。どお~ん。どお~ん。と大太鼓を連打する音が響く。すると狂乱していた男達が静まり返り、境内の中央から左右に分かれて行き、本殿へと繋がる参道が出来上がる。すると本殿の扉が開き、白い衣装の神主が巫女を従えて出て来る。その前に四基の神輿が集まる。巫女がその四基の間を舞い踊り、神主が祝詞をあげながら、神輿の周囲を巡り、そのまま神輿を従えたまま本殿の中へ戻って行き、扉が閉ざされた。数百人の人足たちはまた「おお~っ」と歓声をあげる。

  ・・・・・・ここで目覚め。
 みなさま、こんばんは。お元気ですか?お彼岸も過ぎましたねぇ。こちらはすっかり夜は冷えます。みなさまのところはいかがですか?まだ暑い?いやですねぇ。もうひといき、頑張りましょうね。それはそうと、今年の心霊番組、少なかったですねぇ。あっても、もうネットからの流用が多くて、しかも余りエグくないのを選んでばかりいるもんだから、新鮮味も恐怖も感じられませんでした。あ。新鮮といえば、ほん怖。芥川賞作家の又吉さんが出演してましたねぇ。あれが新鮮といえば、新鮮でした。話はどうというものではありませんでしたが。
 そんな訳で、でもないんですが、先日山岸凉子全集の「ゆうれい談」を読み返しまして、巻末のインタビュー記事を読みましたら、なんかいろいろ教訓というか、首肯せざるをえない内容が記されてあり、これを読者の皆様だけにお読みいただきたいと思い、転載することにしました。最近、この全集も古書店で見つかりにくくなり、特に本書はほとんど見ませんので入手が難しくなってきているのかな、と感じていたりします。そんなこともあっての全文掲載です。
[誤字脱字誤改行などあるかも知れません。見つけた方は・・・お許し下さい。]

山岸凉子の幽霊譚

少女まんが家には不思議と神秘的な体験を持つ人たちが多い。徹夜などをすると必ず怪談大会になってしまうとか。山岸凉子先生もそんな一人だ。先生の場合は不思議な体験がかなり作品のベースになっているようだ。そのあたりもふくめて、先生に「幽霊譚」をうかがった。 
聞き手/飯田耕一郎

不思議な体験をするのは、どこか父の影響かあるかも

 早速ですが、夏にはまだ早いというのに。ゆうれい話”です。
 幽霊なんて――と、いまだ思っている人はたくさんいるでしょう。幽霊、あるいは超能力といったものは、信じない人にはどう説明をつけようが、写真などといった物的証拠をあげようが、これはなかなか信じてもらえないものです。そういうものはいつでも「錯覚」「手品」「インチキ」「気のせい」として処理することが可能だし、実際そうであるものも少なくないはずだから、それもまあむりのない話だとは思うのだけれど、しかしその存在を知る者にとっては、これはもうあたりまえすぎるほどの事実であって、いまさら信じる信じないの話でもないでしようといいたくなってしまうのですね。
 なのに世間はいつまでだっても『私は幽霊を見た!』とか『超能力は実在する!』ってやってるわけで、それじゃ全然話が先へ進まないではないですか。問題はもうすでに、その先どうやって幽霊を避けるか!――そういった点に私たちは日夜頭を悩ませているのです。おわかりですか!?
 そんなわけで、今回ユウレイ話だけでインタビューしてみようとお忙しいところをむりやりお願いして山岸凉子先生のところへいってまいりました。やっぱりいつも山岸先生の作品はとても怖いし(そうでない作品は”怖い”ではなく”恐ろしい”といわなければなりませんが)、その秘密は単なる作品上の創作ではなく、体験的リアルさが加えられているからともいえるのです。つまり、山岸先生自身が恐怖を肌で感じながら描いているのだと。
 その”恐怖”の、多分ホンの一部ではありますが、まあ読んでみてください。なあに怖くなんかありません。こ、怖くなんかないんです!。
       

 ――ふつうこういうコトにのめり込んでしまうと、親ってのは「なにをバカなことを・・・・」という感じでしょ? でも山岸さんとこの場合は……。
山岸 ええそうなんです。私がこうなったのはむしろ父の影響といっていいくらいで、でもそのくせ私かこういうようにのめり込むと「おまえそんなに気にするな」っていいだしたりして逃げ腰になるんですよ。
 ―おとうさんの影響というと?
山岸  ええまあ、父自身は幽霊とかそういうものは見たことないそうなんです。父の妹 ――私のおばさんになるわけですけど――なんかは非常に見える人たちなんですけどね、父の場合はそういうんじゃなくて終戦の年――昭和20年のお正月に、北海道の街をジープに乗って、毛むくじゃらの背の高い男が手をふってる夢を見ましてね、当時はジープの形も知らなかったから、いまの夢はなんだったんだろうってスゴく気になったんですって。それで8月に終戦になってしばらくしたら、そのジーブに乗ったアメり力兵が入ってきて、 もうビックリしたっていうんですよね。
 ――なるほど、正夢だったわけですね。
  山岸 ええ、だから父はいまでも「いゃな夢をみたんだ」ってときどき電話してきたりするんですよ。でも夢ってのは、悪い夢は良いことのあらわれで、良い夢はその逆で悪いことのあらわれだったりするんですってね。 
 ――へえ~そうなんですか?それは知らなかった。それと、おかあさんの話がありましたよね? それがやっぱり……。

占い師の予言通りに母か病に臥し、亡くなったんです

山岸 ええ、これは父から聞いたうろ覚えの話なんですけど、北海道の小樽から札幌に移る時まあ冗談まじりだったらしいんですけど、占いの店にいってみてもらったらしいんです。そうしたら「いまあなたは、こちらの方角に移れば危ないですよ。家族のうちの誰かが必ず重い病気になって、倒れるか亡くなるかします」っていわれたんです。でもその時引っ越さなければ社宅が与えられないって時だったものですから、結局それをけとばしましてね、全員で引越しちゃったんです。そうしたら引っ越したとたん、本当に母のぐあいが悪くなって、そして大学病院に入って四年間入院しっぱなしで亡くなったんです。
 ――なるほど、そういうことがあるとちょっとショックですねェ……
山岸 ところがその家ってのがまたおかしくってね、お葬式の時におなじ社宅の人たちが、受け付けとかいろいろやってくれるわけですよね――で、ヒソヒソ話してるのを聞いたら「そうなのよね、この社宅のうちでこの家だけなのよね、毎回入った人たちがお葬式出すのは…」っていってるんです。      一
 ――(ことばなく、うなずいている。)  
山岸  あの家ってのはいま考えてもへんな家だったんですよね。その社宅の北向きの部屋が一つありましてね。兄はそこを勉強部屋にとったんですけど、なんと恐しいことに場所がないから一畳敷の大きな仏壇までそこに押し込んであったりして・・・それで奇妙な、ぶきみな夢がその部屋なんです。私かその部屋に外側からボッと入っていて、扉は全部閉まっていて暗い部屋なんです。で、窓だけがボーッと明るくて、そうすると窓の外からブッブツいってる声が聞こえるの、それでなんだろうと思って窓を開けてのぞいてみると――本当はそこは草がぼうぼうはえてるところだったんですけど、そこが一面蓮の葉がわァって密集してるのね。で、スゴいなって思って見てると、そこに水玉がいっぱいついてるんです。その水玉をよくよく見たら、それがなんと全部小さな仏様なんです。で、ブツブツといってるのが全部お経だったんですよね!
 ――いやァ怖いですね。それ夢ですか?
山岸 そうなんです。夢ですよ。 それでパッと目が覚めたたんですけど、なにかとっても怖かったんですよね。で、その話を二年くらいあとに兄に話したら、実は兄も「おれもあの部屋に立っていたら河原というか沼みたいな所になっていて、おまえが蓮の葉を見た窓の外は池のような状況になっていた」というんですよね。だからあそこはなんだったんだろうね、なんてよく話すんですよ。

壁ぎわに立ちつくしていた男の人は誰だったのかしら
      
 このお兄さんというのが、そういうものにたいベん縁のある方で、そんなものはいない!と否定し、信じないふりをしながらどんどん色々なものに出会ってしまうという人なんだそうです。
 そのひとつが、新橋の某ホテルに上京してきたおとうさんとー緒に泊まった時の話で、そのホテルはわりと出るっていう有名なホテルなんだそうで、夜中ベッドのそばに立ってジッと見おろす男がいるという――それを山岸さんの知りあいのまんが家さんがやっぱり経験したそうで、それを聞いた山岸さんがお正月に北海道に帰った時に聞いてみたそうです。
 そうしたら――。
山岸 私が冗談まじりに「なにかおかしいことなかった?」って聞いたんですよね。そうしたら最初おかしいことをおもしろいことと受けとって、泊まり客なんかのおもしろい人の話を始めたので「そうじゃなくて、おかしいことっていうのはへんなこと」そう私がいったら、きゅうに兄が真剣な顔になって「あった」っていうんですよね。それでもうビックリしちゃって、私はそれ以上なにもいわないのに「でもあれは、おとうさんだと思っ・・・・た」っていうの、だから私は思わず「そうなの男の人でしょ!」って叫んで、兄が「ウン」って。・・・兄がいうにはその日父と一緒にツインの部屋に泊まって、それで寝てたら夜中にふっと目が覚めたんですって。そうしたらベッドの脇に、電気を消してるから真っ暗なんですけど、そばで男の人がジッと立って見おろしているんですって。それを見た兄は「ああ…おとうさんがトイレにでも立った帰りにおれの行く末でも案じて見てるのかな、親不孝だなァ…」なんて思いながら、結局そのまま寝てしまったっていうんですね。ただなんとなくいやな感じだったんだよっていいながら、兄は「そうだ、おとうさんであるはずがない!」 っていうの。どうしてって聞いたら「おれは壁ぎわのベッドに寝ていたのに、その男が立っていたのは壁ぎわなんだ!」っていうもんだから、キャーッ。
―― (ことばなく、間)
山岸 で、その話をアシストさんたちにしてたら、アン・ルイスか誰かが『三時のあなた』かなんかで、やはり新橋のホテルでそういう目にあって、そのホテルがお祓いをしたっていう話がありましたよっていうんですよね。でもその話は、兄たちのずっと前らしいから、結局お祓いが全然効いてないってことになるんでしょうね。

お祓いなんか効かない! なんの害もない弱い霊だったら効果もあるだろうが、本当にお祓
いしたい困った霊には残念なことにお祓いなんかじゃだめなのだ。ぼくの昔の友だちで、四、五人で住んでた某所では、戸はいきなり開くは、首はしめにくる。うめくような泣き声は毎晩聞こえるといったエライところだったのだが、これが週間誌ざたになってやっぱりお祓いをしたのだが、結局だめだったし、最近では下北沢にあるマンション ――これが3LDKだというのに家賃二万円にまで落ちていまは閉鎖にまでなったというのだが、毎晩水を飲みに幽霊がやってきて、風呂場の水が真っ赤に染まったりで、とにかくどんな人がそこに入ってもすぐでていってしまうという部屋。じつはそこで親子が殺されたそうなのだが、いまだ犯人がつかまってなくて、これもお祓いはしたらしいのだが――そう、ぜーんぜんダメなんですよねェ。むろんぼくは、そんなところへ行って確かめる気はありません!

 ――さて話は核心に入っていくわけてすが、山岸さんは去年玄関を改築されましたよね。玄関が鬼門になっていたという…。
山岸 そうなんてす。この家のいろんなへんなことが鬼門のせいじゃないかってことで…。
 ――へんなことっていうのは、あの『あやがしの館』って作品にあるようなことですよね?(本巻「ゆうれい談」にも掲載されています。ぜひお読みください。これは登場する家もそのまま山岸さんのお宅がモデルになっております。)聞けばあれは実話だそうですが、あそこにでてくるのはどこまでが本当なんですが?
山岸 エピソードにでてくることは全部本当です。ドアがバタンと開いたり、寝ている時に誰がが階段をあがってきて「ハァハァ」とかっていいながら顔をのぞいたり、電気製品の故障なんかみんなあれ全部そのままなんですよね。それがら最後の、のぞき穴がらのぞいたら金色の人が通りすぎたのも全部。
 ――それを山岸さんがご覧になったんですが?
山岸 そうです、私が。
 ――う~む…。
山岸 寝息が聞こえるってのは、上京してきた頃にもよくあったんです。まだアパート暮らしだったんですがそこの部屋は二階で、昼間だったんですよね。で、最初は自分の寝息が聞こえているんじゃないかって思ったわけ、それじゃよし息を止めてみようって止めてみると、それでもスーハースーハーって聞こえるんですよね。それで、それがとってもいやだったから帰った時にその話をしたら、親戚にあたるおばあさんが、それはとっても良くないっていうんですよね。つまりそういう時っていうのは、魂を抜きとられる時だっていうわけです。怖いでしょ、だからそんなのと呼吸を合わせて寝ちゃいけないって。・・・でもそれ、本当にその息の感じが、こうベッドのそばにかがみ込んで、両手をはしにのっけてのぞき込まれてるって感じでしょ。嫌ですよ。

 「あやかしの館」は、玄関が「鬼門」なんですよ…

 ‘――い、いやですね。困ったもんです・・・(背すじがゾクッときてる)
山岸 まあでも、私ぐらいでしょうね、幽霊騒ぎで改築するなんて人も……。
 ――いやあ、でもこれだけことが起こればこれはやっぱりタダゴトじゃないですからね、誰だって考え込みます。むしろへいきでいられるほうがおかしい。しかし、どうしてまた鬼門だったんでしょうね?
山岸 ホントにね。私そういうの知ってましたから避けたんですよ。避けたつもりだったんです。それなのに玄関が鬼門にかかっていて・・・・・・。
 ――鬼門というのは方角でいうと?
山岸 北東の方角です。これが表鬼門で、裏鬼門が西南ですか。
 ――その鬼門がわかったというのは? たしかそれでお札の話がありましたよね?
山岸 ええそれがね、いま思うとあの人ってまるでそのためにきたって感じなんですけど、あのね、なんだかそのことが気になってる時にちょうどきたアシストさんがいるんです。それで私が、この家ってチョットヘんなんだって話をしたら、彼女が自分のおかあさんの知ってる人で、そういうので方位をみてくれる人がいるっていうんです。それで紹介されて、設計図を見せたら玄関が鬼門にかかってて、これは全然だめだってさんざんいわれましてね。で、改築するにも一年のうちのどの月がいいってことまで指定してくれて、でもその改築までにそれじゃ日数があるわけだから、それまでどうしたらいいかって聞いたら、寒川神社が関東一円の厄払いのところだからそこへ行ってお札ををもらってきてくださいっていうんです。それを改築するまで貼っておいてくださいって・・・。ところがそのお札が・・・あちこち貼ったんですが、その鬼門のところの玄関に貼ったお札だけが、はがれるんですよ。貼っても貼っても、そこだけはがれるんです。―まあ、セロテープで貼ってるから落ちるんだといわれればそれまでですけど、他のところは全然落ちないわけですよね。そういうのって、とにかくある日二階からトントンとおりてきて、玄関のほうを見ると、ブランとはがれているお札を見るっていうのは心臓に悪いですよ~。
       
 そうだ心臓に悪い! とにかくもう外は暗くなっていて、そしてその日に限って(前後はスッカリ晴れた良い天気だったのに)みぞれから雪にかわる寒い日だったこともあり、部屋の中は暖かいけどつい話題を関係のない明るい話に持っていきたくなる。しかしそれではいけないとがまんして、さらに話は進められたのだが、どうしてもいまインタビューしてるこの家が…と思うと“館”の話から遠ざかり、話は屋外へ飛んだ。
 ――そういえば、去年国分寺のガードでへんな目にあったっていってましたよね?
山岸 昔「ゆうれい談」で国分寺の怪を描いたんですが、数年後にその国分寺へ自分が引越すなんて夢にも思っていながったんです。(おまけに石垣まで出てくる。)あれは夜9時半頃なんです。家へ帰る途中で、その駅の近くのガード下を通ったんですね。そうしたら、ふくらはぎをなにががギュッとつまむような感じで「エッ?」って思って、だってそんな低いところに人の手があるはずもないから、その時は、なにか枯枝かなんかがつき出てて、それにいきおいよくあたったんだって思いましてね。ストッキングのデンセンを恐れまして、そうして見たらなにひとつないんですよね。だだ石垣があるだけで、それを見たら、そのつままれだ感じがとっても恐ろしくなって急いでその場を離れたんです。もうそれからはいってないですよ。。二度とそこ歩いて通ろうとは思いません。

人魂っていうのは人間の皮膚だけ通りぬけられぬとか
 
 そのガードの通りを真っすぐ歩くと山岸さんの家があるのだけれど、さらにその道を真っすぐいくと、なんと小平霊園なんていうのがありまして、そしてこの道は霊柩車がしょっちゅう通ったりするという困った道なんです。お墓というと人魂がつきもので、つい話はそちらのほうにも流れてゆきます……。
山岸 人魂っでいうのは、聞いたところによるとおばあさんや年とった人の火の玉は低くゆっくり飛ぶんだそうですね。それで若い人のは高くキューと飛んでいくらしいんです。小さな時に、兄が夏に縁側に出てて「あれ火の玉じゃないか…」っていうから、私が出ていった時にはもう見えなかったんですが、それは高い所を指さしていたから、あれはきっと若い人のじゃなかったかしら? ―でも兄はしょっちゅうそういうのを見る人で、墓まいりにいった時とかも見たっていってましたけどね。
 ――人魂っていうのは、やっぱりあれはただの火の玉ではないでしょうね。ぼくもいろいろ聞きましたが、それによるとどう考えても火の玉は、やっぱり人の魂なんですよね。
山岸 あれは不思議なんですってね。あれってつかめないんだそうですよ。どんなものでも通過するんだそうです。
 ――でしょうね。でないと人魂も困るだろうし…。
山岸 でも妙な会があって、火の玉をつかもうという会がありましてね。そのたったひとつだけ通過しないものがあって、それが人聞の皮膚だっていうんです。それで、だがら冗談で人間の皮膚でアミを作ったらどうだっていうんです。でもどうやって作るのかしら? そっちのほうを考えたほうが私には怖いわ。
 ――たしかに! ―でもあれですか? 話はもどりますが、鬼門を閉じてやっぱり効果はあったんですが?
山岸 もうバッタリなくなりましたね、そういうことが。本当に不思議なくらいです。だがら、いままでのそれがあるいは気のせいかもしれないとも考えたんですけど、こんなふうにみごとになくなってしまうと……。

 ――そうですね、逆に気のせいがそうじゃないってことになってしまうわけですね。まあだいだい気のせいってのは、気のせいじゃない場合のほうが多いんですよ。
山岸 私もそう思います。でも鬼門を閉じたでしょ。 ―じつは今年のお正月に気になる夢をみたんですね。なんかそれ、とっても悪い夢じゃないかって思って、私みんなに話してるんですけど、つまり、いえばどっちにしても効力が減るんだそうなんです。良い夢も悪い夢もいってしまえは霊験がなくなるんだって。それでその夢っていうのが、武蔵小金井の郷土博物館にアシストさんたち二、三人で見学にいったという夢で、その博物館の人り口のすぐ正面のところにドーンと木の仁王さまが二体立ってるんです。実際に立ってるわけじゃないんですよ、夢ではそうなんです。ニメートルくらいの大きさで台座の上に立ってるんですが、私はそれを見ながらああ木彫りだわなんて思って見ていたら、なにかのはずみで足がすべったのかどうか知らないんですけど、私はカクンと体がかたむきましてね、その仁王さまの足の間に頭がポコッと入っちゃったんです。それで抜けなくなってキャーキャーいってると、どうしたのってみんながひっぱってくれるんですけど、どうしても抜けないんです。 ―そういう夢をパッとみてしまって、これは仁王さまに顔を踏まれたってことじゃないかなって思って、ホラ仁王って足の下に邪鬼を踏んづけてるでしょ?だからあたしって邪鬼なのかしらって思って、すごく気になってるんですよね。
 ――それはまた…鬼門を閉じて怒ってるのかな?

鬼門が開いていたときのほうが仕事の調子は良かった

山岸 父がいうには、貴人の前に立つのは悪いことじやないっていうんですけど……でも今年はなんとなくおとなしくしなきゃいけないって気はするんです。鬼門を閉じてから仕事面での派手な面も一切消えましたし、そのかわり精神面では平穏な状況にはなってきたんですけど。だからね、鬼門があいてた時のほうが仕事はすごく調子が良かったんですけど、ただそれを続けていると、後で大きな負債を抱えることになるんじゃないかって気もするのね。だからいま閉じて平凡になっていくならそれでもいいやって思いましてね。
 ――そうですね。そうなんです、霊の力なんか問題にしなくとも、山岸さんはスゴい人なのです!)しかし、色々なことがありましたけど、なんだったんでしょうね、そういうのって……その金色の人ってのも気になるなあ……。
山岸 ええ、ただそのあと美内(すずえ)さんがその作品を見たあと電話くれたんですね。で、金色っていう色は悪くなくって、神の色なんですって、だから決して悪くないよっていってくれてたんですけどね。それでもやっぱりとても気味が・・・なんか良い意味でも悪い意味でも霊界につながってるような気がしてとても怖くて ―それで、なんとなく私、この家ってひょっとしたら霊界の通り道に、ちょうどポカッと鬼門口あけているんじゃないのかなって、そんな予感がしてたのね。
 ――それは怖い!

山岸 そうなんです。そう思って半年ぐらいかな…ある日猫十字社さんが家に遊びにきてくれて、それでみんなでペチャクチャ話していた時に、猫十字社さんが「この間の『日本昔話』見ました?」っていうの。それ私わりと好きで見てるんですけど、それは見てなかったからどんな話? って聞いたら、それがお盆の話で ―あるお百姓さんが家の前で行き倒れて死んだ旅人を葬ってあげたら、それから夜な夜なその旅人の霊が出るようになって、ある日たまりかねて亡霊にたずねたんですね。私たちはあなたを葬ってあげたのにどうして出てくるのかと、そうしたらその亡霊は、じつはお教えしたいことがあるんです、っていって外に出てみろっていうのね。で、外に出てみると、むこうのほうから小高い丘の途中にあるその家に向かって、もうウジャウジャって亡者が近づいてくるんです。見るとそこに白い一本の道があって、それが自分の家をスパーッと通過しているんですね。で、亡者が、この家は霊の通り道の上にあるんだから、このままではたたられるから別なところへ建て直しなさい。それがいいたかったんです。 ―それを聞いてあわててお百姓さんたちはその家を出ましたっていうお話だったんですけど、それを聞いて、なんか、それってまるで私の考えいたこととそっくりでね。もうビックリしちゃったんですよねェ。
 ――それはしかしヤバい話ですよね。考えるとゾッとするなァ。いやですねえ通り道だなんて、恐ろしすぎますよ。
山岸 だから私もあわてて改築なんてことになったんですけどね。

そして飯田氏までが、取材の晩 金しばりにあう!?

 そういう話なんです。そういう話なもんですからこのへんで終わりましょう。なにしろぼくはその夜“金しばり”にあったりなんかして、山岸さんのほうもその翌日、取っ手をひねらなければ開かない戸がかってに開いてしまったりとチョツトヘんなことがあったそうですが、まあ鬼門を閉じて、閉じ込められたのがまだ少し残っていたんだろうなんて話をこわばった笑いですませたのですけどね・・・。
 でもあれです。姿を見せて迫ってくる霊というのはほとんどが悪霊ですから、話しかけてきても読者の人はそういうのは相手にしないように(話しかけてきたりするんです!)。相手にすると占いができるようになるとかいろいろあるのですが、そのうち霊にふりまわされかねないので良くないのです。さらに、精神的に弱っていたりすると、これはとりつかれることにもなるので、いつも元気でシッカリ強い子でいてください。
 ところで、あなたのお家は窓や玄関が鬼門になっていませんか? 一応気をつけてみてはどうでしょう。それでは、ね。さあ、みんなでトイレにいこう!
 山岸先生、インタビューどうもありがとうこざいました。

このインタビューは、「リュウ」 (徳間書店刊)昭和57年5月号に掲載されました。



知人の博物館にあった日本人形。

めんこくて何枚も写真を撮って、ソーシャルネットに公開したら

友人からメールが来た。その言葉が的を射すぎてているので


ここに書き込みたいと思った。

『アレは、めんこい顔はしてるけど、めんこくないよ。
妹が集めてる人形もあのたぐいだけど、めんこそうな顔をしながら、人を呼び寄せるの。思い通りにあやつろうとするの。 
押入れにしまっちゃうと、ひねくれて白髪になるの。そして年々表情が年老いて、婆ちゃんの顔になるの。』
 大変ごぶさたしました。ホルガーです。
 能力のある方にこのサイトの危険性を告げられ、その直後に職業環境が変わって、書く余裕がなくなりました。まあ、こういうの書いてるとヤバイという事は以前から指摘を受けており、それをここにも書き、覚悟の上でやってきたわけですが、それでも改めて強く言われると、やはり心理的に影響は受けてしまうものですね。そしてそれとは直接関係はないのでしょうが、職業にまつわる環境が激変。若くはない我が身ですから、当面慣れるまで体も心もシンドイ日々を送っておりまして、・・・って、まあ言い訳めいたことを自分自身に対して今書いているような次第です。

 突然ですが、昨夜オーブ写真が撮れましたのでUPします。
 日時は昨日の(2015年6月8日)21時頃。
 場所は札幌市内のあるお店の前の駐車場です。営業妨害となることもあり得ますのでここには書きませんが、写真自体にはモザイクなど加工は施しませんので、わかる方はびびっと場所がくるのではないでしょうか。
The Orb 1
1枚目。透明の物もいろいろ見えますが、強く発光しているものが右下と中央上部やや右に見えます。空気中の塵やレンズのゴミが映り込むとオーブに見えると言われますが、強く発光しているものはどうでしょうか?違いますかね。

The Orb 2
 で、直後に写した2枚目です。先ほど白く発行していた部分には何もありません。つまりはここに電球などはないということがわかります。そして、ここにも透明なオーブ状の物が多数見えますね。チリでしょうかね。

The Orb 3
 最後にまた直後に写した3枚目。屋根の上など、また数か所白く強く光るものが見えます。何っでしょうね。不思議ですね。お感じになったりおわかりになる方、ぜひコメントをお寄せください。無意味な誹謗中傷、強引な自分のブログやサイトへの誘導以外にはお返事させて頂きます。
みなさま、こんばんは。
お盆前の8月8日のことなので恐縮です。
NHKの番組 あさイチ「プレミアムトーク 若田光一」でのことです。
自分は若田さんと稲川さんの共演なんて珍しいと思い録画していました。
そして今さっき見ていたのですが、ちょっと不審なことが・・・。
といふことで、いきなりですが。

 最初は仕込みだと思ったんです。典型的な「おどろかし」だと。
髪は長いが、がタイがでかい。やや太り気味の男だと思ったのです。
そして、それがゆらりと少し動いて見えたので、そろそろ「わっ」とか言いながら来るな、と思った訳です。

これは上の写真を拡大したもの。明らかにいますでしょう?はっきりし過ぎです。
カメラがアップになってもまだ居ることがわかりますね。

でも、この後は何も起きなかったんです。そして、"ソレ"も居なくなりました。


 それでも、後で何かこの仕込みについて誰かが触れるかと思いましたが、その後一切何の説明もないまま番組は終了してしまいました。
 ネットでもちょっと探ってみましたが、特に心霊関係で話題になっていないようです。こんなわかりやすい「心霊疑惑」事件、ネタにしやすいと思うんですけれどもねぇ。
 みなさんはどう思いますか?

追伸:
Irisさんからコメントを頂き「ツイッターで見たら同じ事を指摘するツイートが多数ありました♪電話して問い合わせたら演出と言われたと言うツイートも」
とのことです。つまりは、やはり仕込み演出だったとのことです。Irisさん。ありがとうございました。
 ちなみに、自分では検索できませんでした・・・ただTWITTERで「あさイチで稲川さんの怪談のときに稲川さんと若田さんの間のうしろに白い服着た長い黒髪の女の人うつったんだけど、誰も触れない、、、」という記事は発見しました。